IT業界は需要が多いにも関わらず、多くの会社が人手不足に悩まされています。
拡大を続ける需要に対し、それに応えるIT人材の供給が追いついていないのです。
しかし、人手不足だからといって事業の規模を縮小させるのは現実的ではなく、多くの会社は人材を確保するために色々と動いています。
フリーランスエンジニアの活用は人手不足への代表的な対応策です。
会社にとって足りないものを補う上で非常に有用な手段といえるでしょう。
エンジニアとしても、フリーランスになることでやりたい仕事を選べたり収入が増えたりといった魅力を感じられる可能性があります。
そのためフリーランスエンジニアになることを目標にしているエンジニアは珍しくありません。
とはいえ、フリーランスエンジニアを活用するだけで人手不足を解消できる会社はそう多くはなく、外国人エンジニアの採用に踏み切るところが増えています。
外国人労働者を受け入れて仕事を行ってもらう試みは様々な業界で行われており、IT業界でも外国人エンジニアの数が大きく増加しているわけです。
外国人エンジニアと一緒に仕事をする機会が今後増えてくると予想されるため、一緒に仕事をするときのコツを押さえておく必要があるかもしれません。
もっとも、外国人エンジニアの数が増加しているのは人手不足だけが理由ではありません。
その他の理由として会社のグローバル化の推進が挙げられます。
日本の市場をターゲットとするのであれば日本的な価値観を持つ従業員だけでも十分に対応できますが、世界の市場をターゲットとするのであれば、日本的な価値観のみで成功を収めるのは困難です。
多様な価値観が存在する海外の市場で戦っていくためには、日本的なもの以外の価値観を持つ外国人エンジニアを受け入れるのが近道と言えるでしょう。